【八橋】八橋を見守る八橋人形

皆さんは八橋人形をご存じですか?

八橋人形は、江戸時代、安永・天明のころ(約200年前)、京都伏見の人形師が秋田に来て、土人形を焼いたのが始まりと伝えられている、八橋に昔からある土人形です。

人形の種類も様々なものがあり、菅原道真公の座像、ひな人形、動物の人形などがあります。

 

なんといっても八橋人形の特徴はその作り方!!

今回はその作り方について紹介していきたいと思います。

まず、八橋人形はこのような型を作るところから始まります。
これはウサギの人形の型ですが、一度作れば壊れるまで何度も使うことができます。

八橋人形は一年かけて作品を完成させます。

春にはこねた粘土を型に詰めます。
八橋人形は中が空洞のため、薄さを均等にしながら粘土を詰めていく作業がとても難しいらしいです!

夏には型抜きしたものを天日干しにします。

秋にはそれに火を入れて素焼きします。
温度に注意をしないとすぐ割れてしまうそうです。

素焼きの工程まで完成したものがこちらです。

そして冬にこれに色づけをすることで八橋人形は完成します。

完成したものがこちら!!

この色付けの作業が繊細でとても大変そうだなあと感じました、、、。

このように、同じ型であっても色付けによって作品の雰囲気が大きく変わります!まさに職人の腕の見せ所!!

やはりこの色付けが一番大変なのではと思い尋ねてみると、全部大変だとおっしゃっていました(笑)

こうして一年をかけて完成された愛と努力の詰まった八橋人形が春に販売されていくという流れになっています。

 

その八橋人形は今、時代と共に制作をする方が減少してきています。

そんな中、八橋人形を未来へと継承していくために活動している方がいます!

八橋にある伝統を未来へとつなぐためにどのような方がどんなことをしているのか、、、

また次回紹介したいと思います!

お楽しみに!!

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