【旭北】星辻神社と雨 1

皆さんこんにちは!高橋華音です。

最近は晴れたり雨が降ったりと、せわしない天気が続いていますね…
くれぐれも体調管理に気をつけてお過ごしください!

 

さて!今回は雨が多くなってくるこれからの季節にぴったりの
雨と深い関わりがある「福一万星辻神社(ふくいちまんほしつじじんじゃ)」について、2回に渡りご紹介したいと思います。

 

福一万星辻神社(通称星辻神社)は、前回ご紹介した
秋田市まちなか観光案内所」と同じ通りにある神社です。

 

星辻神社と言えばだるまが有名ですが、そもそもいつから神社でだるまがつくられるようになったのでしょうか?

 

 

星辻神社は元々、了徳山清光院というお寺でした。
この時のご本尊は、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という仏さまです。


その後、明治の初めに神社とお寺が統合されたことから、神社に衣替えし、星辻大神という神さまを信仰してきました。

 

この星辻大神は、虚空蔵菩薩のお顔を持った神様だそうです。

 

虚空蔵菩薩とは、虚空が広大ですべてのものを包み込んでいるように、
限りなく広い福徳(幸福と利益)と智恵(ちえ)を備え、人々にこの2つを与えて様々な願いを満たす深い慈悲の心をお持ちになった仏さまのことです。

 

この仏さまは丑(うし)・寅(とら)年の守り本尊です。
大町中心で見てみると、星辻神社がある丑・寅(北東)方向は鬼門
(鬼や邪気が出入りするとして忌み嫌われる方角)に当たります。

 

だるまは火伏せ・風よけの神様であり、鬼門除けにも効き目があるといわれているため、明治期は講中という、お参りやお祭りに参加したりする信仰者の集まりの人々がだるまを作っていたそうです。

 

 

こうして星辻神社の歴史を調べてみると、仏教と神道、2つの宗教が今の星辻神社を形作っていることや、だるまには人々の様々な願いが込められていることが分かり、もっと星辻神社について詳しく知りたい!と思いました。

 

次回はなぜ星辻神社は雨とだるまが有名なのか?について書こうかなと思っています。

お楽しみに!

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

[福一万星辻神社]

  所在地 秋田県秋田市大町1丁目2

 

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