8月某日、真夏の太陽の下、ポンポンという激しくも軽やかな音がその公園全体に響き渡る。
ここは泉地区の中心にある秋操近隣公園、その一角に広々と位置するテニスコートだ。
土曜日の今日は主に地元・泉地区の元気なおじさまたちで構成される団体が使っていた。
夏の昼下がり、灼熱の日差しの中汗水たらして体を動かす彼らの中にひときわ目立つ赤いユニフォームに身を包む一人のダンディーな彼こそが、加藤徹さんである。
熱血10年

この団体は、今年で結成21年になる今では所属人数140人を超える大きな硬式テニスサークルだ。
加藤さんがこのサークルの門をたたいたのは今から9年前のことだ。
文字通り練習中のテニスコートの入り口をくぐることから始めたアクティブな彼は毎週土日の13:00~15:00までラケットを振って汗を流す。
新型コロナウイルスのおかげでしばらく閉鎖していたが、また今こうして毎週テニスができることを心から喜んでいる。
地元の仲間たち

自身も泉南に住む加藤さんは他の場所でもテニスをしている。
それでも毎週欠かさずこの場所に足を運ぶのはやはり家からの近さと、そして、素敵な仲間の存在だ。
練習中、常に笑顔を絶やさない加藤さんは、まさにこの泉地区の太陽のような存在なのだろう。
施設概要
住所:秋田市泉中央6丁目3
【泉】泉の夏まつり ー前編ー
ナイスな写真ありがとうございます