心の鏡: シュタイフ ぬいぐるみ

Written By: 島村 凱開

皆さんこんにちは!春が終わりを告げ、各地の田んぼには水が張り薫風が初夏の匂いを運んできたように思います。今回は秋田県に唯一あるぬいぐるみ専門店、ドイツのシュタイフ(Steiff)について紹介したいと思います。

シュタイフとは1880年南ドイツの小さな町で誕生した世界ではじめてぬいぐるみを生み出したブランドです。創業者であるマルガレーテ・シュタイフ (Margarette Steiff) は「子どもたちには最良のものこそふさわしい」という精神のもと、ぬいぐるみたちは単なる商品ではなく「心の宝物」として多くの人々に愛されてほしいという願いが込められています。

マルガレーテ生誕175周年を記念したテディベア。すべてのパーツが手作りであり、職人の愛が込められている。

シュタイフ秋田は「常に秋田を元気にしたい」という思いのもと、誰もが気軽に立ち寄って温かい雰囲気を楽しんで頂けるお店として2019年にオープンしました。現在は秋田駅前の大屋根通りにてぬいぐるみたちと出会うことが出来るのです。シュタイフのぬいぐるみたちは手作りのものも多く、表情は皆全て違います。手に取ってみると職人がぬいぐるみに込めた温かみがあり、心を和らげてくれる存在でもあります。

 

シュタイフ秋田のお店には様々な年代の人々が来ます。出産やお誕生日祝いの時に訪れる人、家族で来る人、子供たち、学生など世代を問わず多くの人々が訪問する活気あふれる場でもあります。お店に入ると皆表情がやさしくなり、ぬいぐるみたちとの触れ合いを通して心温まる気持ちになってほしいというお店の願いも込められています。

Steiff秋田

ポポロードから続く大屋根の端になりますが白い看板で毎日夜12時まで灯りを灯しております。

大屋根通りが眠りについた後、辺りは人通りも減り、寂寞とした夜を迎えることになります。しかしシュタイフは毎日12時までお店のショーケースの灯りをつけています。夜の秋田を道行く人々の心をほっとさせ元気づけてくれる存在でもあるのです。

人々に安心感や心の癒しとなる存在であるシュタイフは秋田の人々の幸いを願って今日も見守り続けているのです。個性豊かなぬいぐるみたちに是非会いに来てくださいね。

(文) 島村凱開

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