【旭北】秋田の伝統を伝える

秋田市民俗芸能伝承館 ねぶり流し館

今年度は、新型コロナウイルスにより、戦後初の竿燈祭り中止。

「今年はもう竿燈が見られないのか…」

そんなことありません!!!

竿燈祭りが開催されない分、なんと!

ねぶり流し館での竿燈実演のあと、ふれあい竿燈の体験までできるのです!

昨年、県外出身者の私は初めて、テレビで目にする竿燈を生で見て
感動したのを今でも鮮明に覚えています…

その時の感動を再び、ねぶり流し館で体感することができました!
(新型コロナウイルスにより、開演の状況が変更されている恐れもあります。
事前に秋田市民俗芸能伝承館へのお問い合わせをお勧めします。)

天井すれすれの演技も見せてくれました!

秋田の方はご存じかもしれませんが、私を含めた県外の方にとある情報をここで…

そもそも竿燈なのに、「なんでねぶり流し?」と思った方、
素直に挙手を!(実は、私もそう思った一人…!)

夏って、暑くて何かしらやる気、起きませんよね?
(暑さを言い訳にしちゃったり…!)

そんな真夏の邪気を払うために全国的に行われてきた「眠り流し」の一つが竿燈なんです。

そこに「五穀豊穣」などの願いを込めたそうです!

竿燈の形が稲穂の形といわれるのも、その一つです!

ここでまた、竿燈に関する大正こそこそ話!
(今話題の某、鬼を滅するアニメ風に!)

実は…
今では竿燈は技量自慢といわれるお祭りですが、昔は男性の力自慢のお祭りだったそうですよ!

そして、今回は特別に、演技をしてくださった
上米町一丁目竿燈会代表 貴志冬樹さんにお話を伺うことができました!

竿燈の人口幅は広く一番小さくて3歳から上は70代までの方がいます。貴志さんも実は3歳から竿燈をやっていたそうです!

竿燈の指導は、町内の方が指導し練習期間は6~7月の毎日。
遠征もあるそうです!

「竿燈は1年中燃える行事です。今年の中止は悔しいです。」

貴志さんのこの言葉は、とても胸が苦しくなりました。

そのため、今年度は少しでも竿燈祭りを味わえるようにと、
竿燈祭りの醍醐味でもある、笛合図始まりから終わりのふれあい竿燈まで
このねぶり流し館で行っています。

「残念な気持ちだけではなく前向きに。」

貴志さんからの嬉しい情報が!

なんと現在、貴志さんが代表を務める上米町1丁目では、
Instagram始動しているそうです!

町内のYouTubeFacebookもあるそうです!

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また、ねぶり流し館は、竿燈だけではありません!

秋田県内の各地域のお祭りについて、多くの資料があります!

皆さんも是非、秋田の伝統に触れてみませんか?

秋田市民族芸能伝承館 ねぶり流し館
〒010-0921
秋田県秋田市大町1-3-30
営業時間:9:30~16:30
(竿燈実演:10月までの土日祝13:00~14:10)
休館日:12月29日~1月3日
観覧料:個人¥100 団体(20人以上)¥80
赤れんが郷土館との共通券:個人¥260 団体(20人以上)¥210
※観覧料はいずれも旧金子家の観覧料込みです

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