毎年4月12日(宵宮)と13日(本宮)は秋田市大町(旧川反一丁目)の福一満星辻神社(通称 星辻神社)の「だるま祭り」でした。
この神社は火伏で有名で、明治時代の頃に火災から守るために神社周辺の住民の方へだるまを配ったのが始まりで、今年は1万個のだるまを用意したそうです。
秋田では、この祭りを「だるまさん」と呼んでおり、この時期は秋田はまだ肌寒いのですが、桜が開花する時期でもあり、春の訪れを待ちわびたかの様です。
火伏のお守りと家内安全・商売繁盛を願い、今年は土・日にあたり初日は好天でもあり、午前中から多くの人が昨年買った古いだるまを納め、神社への参拝と、新しいだるまを買い求めて長い列が並び、昼前には境内にたどり着くまで1時間半近くかかったほどの列でした。
このお祭りの日に雨が降ると火伏になると伝えられ、お祭り2日目の13日には雨が降ってきました。
この伝統のお祭りで、地域発展の継続を祈っております。
(fujita)

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だるまを買い求める長蛇の列

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古くなっただるまは後日、「遠麿流し」の行事で厄払いされます。

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<神社境内>

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名物になった「だるま最中(もなか)」、5個入り1,000円

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