お久しぶりです🌸 PR大使のみのりです。
最近は少しずつ暖かくなる季節ですね。私は、大学の春休みということもあり、現在秋田県外の実家からこちらを書かせていただいております。
今月は、秋田を舞台とするこちらの一冊をご紹介します📖
『なれのはて』加藤シゲアキ作 講談社 |
あらすじ
主人公で、会社のイベント事業部に新たに所属となった守谷京斗は、同僚の吾妻李久美と共に、あるイベントの実現を目指す。それは、吾妻が祖母から継承したひとつの絵で展覧会を行うことだった。守谷も吾妻も心揺らされたその作品には、イサム・イノマタとサインが残されている。イサム・イノマタが一体何者なのかを調べていたとき、その名が1961年に秋田で起こったある事件と結び付く。守谷と吾妻は、この絵の著作権を誰が握るのかを探るために秋田を訪れるが、調べを重ねると、猪俣家とその周りの人たちの複雑な関係が浮かび上がってくる。秋田で採れた原油と第二次世界大戦中の土崎空襲の影響を深く受けた猪俣家。守谷と吾妻の手掛ける展覧会を実現させるには、猪俣家の秘密を探らないといけなかった。
今月、秋田に住みはじめてから一年となる私にとって、この一冊は秋田の歴史に触れはじめるきっかけとなりました。作中に紹介される土崎をはじめとするスポットには、実際に出掛けてみたくなっております!また、会話文中に現れる秋田弁に私は特に惹かれました。秋田に住む方にはもちろん、ミステリー好きな読者にも特にオススメな一冊です✨
(影山みのり)
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