【第16回 秋田ムジークシュヴェルマーブラス 定期演奏会 感想レポート】

2025年2月1日(土)、秋田県児童会館けやきシアターで開催された「第16回 秋田ムジークシュヴェルマーブラス 定期演奏会」に行ってきました!!!

地域に根ざした吹奏楽団の演奏会ということもあり、多くの観客が訪れ、会場は期待感に満ちた温かい雰囲気に包まれていました。

演奏が始まると、吹奏楽ならではの力強さと繊細さが融合したサウンドがホール全体に響き渡りました。R.W.スミス作曲『ブラックホークが舞うところ』や、C.オルフ『カルミナ・ブラーナ』では、荘厳な雰囲気が漂い、特に低音パートの厚みのある響きがクラシックの世界観を一層引き立てていました。

また、幕前・幕間アンサンブルではディズニーやジブリの名曲が柔らかく演奏され、親しみやすいメロディーが流れることで、観客がリラックスして楽しめる時間となりました。

演奏の印象として、第一部では荘厳で力強いクラシックを中心とした楽曲が演奏され、対照的に第二部ではドラムや木琴などを活かした軽快でリズミカルなポップスが明るい雰囲気で展開されるなど、鮮やかな対比を生み出す構成の工夫が光り、聴衆を惹きつけていました。

また、会場には初めて演奏会に訪れた人も多くいましたが、演奏の合間には団員による楽曲解説やユーモアあふれる演出があり、音楽に詳しくない人でも楽しめる工夫がされていたのが印象的でした。

第1部 クラシック
第2部 ポップス

今回の演奏会は、地域の音楽文化を支える吹奏楽団の実力を間近で感じられる貴重な機会となりました。終始、演奏の完成度が高いだけでなく、団員一人ひとりが音楽を心から楽しんでいることが伝わり、温かみのあるステージでした。今後も秋田ムジークシュヴェルマーブラスの活動を応援し、次回の演奏会もぜひ鑑賞したいと思います。

音楽を通じて、秋田の魅力を再発見できる素敵なひとときでした。

菅野 勇太

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