みなさまこんにちは!!
本日は前回に続きになります!!
まずはこちらをごらんください!!

こちらは秋田城跡の範囲を示す柱です!
このように区切りをもうけて、その区画が秋田城跡であるとされています!!
・奈良時代から平安時代にかけて、
東北地方の日本海側の出羽国に置かれた大規模な官庁。
・政治や軍事、文化の中心地
・733年に秋田村高清水岡に遷移された当初は「出羽柵」(いでわのき)と呼ばれた。
・760年ころから「秋田城」と呼ばれるようになっていった。
・奈良時代になると出羽国の政治を行う「国府」が置かれる。
・津軽(青森)、渡嶋(北海道)、大陸の渤海国などの対北方交易の重要拠点となっていた。
・平安時代には、878年の蝦夷による元慶の乱を経ながらも10世紀の中頃までは機能していた。

ちなみに地図ではこんな感じ♫
さきほど秋田城はあらゆる面で重要拠点であるということをお話ししました!
そこをすこし深掘りします。
①行政機関としての役割
戸籍の作成、税の徴収など、現在の市役所や県庁で行っているようなことを一手に引き受けていました。
役人がたくさん働いていて、彼らによるモノと思われる文書の断片がたくさん出土しています。
②軍事機関としての役割
有事には武力で対抗、治安ができるような備えもありました。現在の警察のような機能で、兵士が常駐しておりました。
当時の武具や武器も出土しています。
③北方交易・交流の役割

こちらの地図でもおわかりになると思いますが、
律令国家の支配が及んでいなかった北東北や北海道の蝦夷に対する交易の最前線拠点となっており、
距離的な面から、大陸(特に唐以北)との外交も担っていました。
現在、
「秋田城の政庁と連絡橋整備ー失われた政庁の再現へー」
と題して、パネル展示がおこなわれています。
機関を分けて二つの場所で開催されますのでご紹介します!!
①民族芸能伝承館 旧金子家住宅土蔵ギャラリーにて
開催日:令和3年 9月11日(土曜日)~ 9月26日(日曜日)
開催時間:9時30分~16時30分
開催場所:民俗芸能伝承館 旧金子家住宅土蔵ギャラリー
(〒010-0921 秋田県秋田市大町1丁目3−30)
その他:申し込み不要。入館料あり。
②市役所一階市民ホールにて
開催日:令和3年 11月26日(金曜日)~ 12月10日(金曜日)
開催時間:8時30分~21時まで (※最終日のみ12時まで)
開催場所:秋田市役所一階市民ホール
(〒010-8560 秋田県秋田市山王1丁目1−1 秋田市庁舎)
その他:申し込み・入場料等費用なし
ぜひ、期間中に足を運んでみてください!!
私も行ければその様子も報告しようと思います!!
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