古四王神社

さかのぼること、桓武天皇治世に、蝦夷の平定を任せられていた坂上田村麻呂が、ここに立ち寄り、この神社を再興した。とされています。
聖武天皇の治世に、国分寺が各地に置かれたことは有名だと思います。
その際に秋田に置かれたのが四天王寺。
その境内にある、四王堂がまつられた古四王神社として守られてきたという経緯があります。
宝塔寺

日蓮宗派の宝塔寺、当時は真言宗派でしたが、
本山との話し合いの末に改宗したという経緯があります。

目玉はこの五重塔です。
石を加工したとは思えない、抜群の緻密さと美しさを誇ります。
ここに立っている理由は諸説あるのですが、一説によると、
土崎湊に来航した西方の商船が暴風雨によって難破しそうになったところ、宝塔寺の守護神に祈願したことでなんとか入港できたといいます。そのお礼としてここにあるのだとか。
旭さし木

存在感たっぷりの大きな木です!
「旭さし木(あさひのさしき)」
・推定樹齢1200年の巨木で、市内で一番古いとか、、、。
・昔この地域に住んでいた済んでいた、「旭」という長者の家の目印だったことが
名前の由来だそうです。(菅江真澄「水のおもかげ」より)
高清水霊泉

・7世紀中頃、越国の守の阿倍比羅夫が高清水岡に古四王を祀ったところ、
突如吹き出したといわれる霊泉
・地名「高清水」の由来となった
・古四王神社の御手水として使用される
・かつては周囲の清流にサンショウウオが生息するほどに水が澄んでいた
・かつての武将の飲み水となっていた