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今回紹介させていただくのは、川尻のシンボルである総社神社です。
私の母校である川尻小学校の校歌のはじまりは、「総社の森に風薫る」となっています。総社の森が総社の神々をお迎えして鎮守の森となったのは宝永4年(1707年)のことでした。森と呼ばれる神社の境内には、杉並木があったそうです。近年になって杉並木は伐採されてしまい、参道両側にあった土手も削られ、区画整理にあい、樹木の種類や面積が狭められてしまってはいますが、緑したたるケヤキの木を中心に森をなし、今もなお多くの市民に清々しさと安らぎを与えています。
戦前の境内の広さは、6525坪といわれています。当時を知る人によると森には杉、ケヤキ、楠、栗、胡桃、楓、桜、ウコギ、タラノ木などが生えていて、うっそうとした森だったそうです。
現在は、鳥居が1つですが、昔は鳥居が2つ左右に並んでいました。下の総社の森のイラストを見ていただくとイメージがわくと思います。右の鳥居は神明鳥居で、左の鳥居は様式の違う鳥居だったそうです。総社社と神明社と分かれていた古事をとりいれていたためだと思われます。現在の鳥居は昭和26年に建て直された神明鳥居です。
「総社の森」とよく呼ばれる総社神社ですが、総社神社と改称したのは明治44年10月13日からで、それまでは三森山神社と称されていました。
実はこの総社神社、祭神がどなたであるかよく聞かれることがあります。次回は、もっと詳しく総社神社について紹介させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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