旧金子家住宅

金子家は、江戸時代後期に質屋・古着商を営んでいました。
明治初期に呉服や太物(綿織物・麻織物)などの卸商を創業しました。
昭和50年まで、この店で商いが営まれました。
中を見てみると…


この様になっています!
上図の写真は、商いがされていたスペースです!
当時の様子が脳内にくっきりと再生される、そんな雰囲気です。
「時代劇でよくみるセットみたい!」と真っ先に思いました(笑)
館内の中でも注目してほしいポイントが2つ!!!!
そのうちの1つは隠れミッキーのような感じで、実際に足を運んで探してみてください!
まずは、1つ目!

皆さん、これが一体何かご存じでしょうか!
実はこれ、昔の下駄箱なんです!
私はてっきり、靴のショーウィンドウかと…
そしてもう一つ!隠れミッキーの様なものです!

こちらのコウモリです!
なんでコウモリ?
コウモリは「幸せを盛る」で「幸盛-コウモリ-」ということから
縁起の良い動物として知られていました。
そのため、金子家でも縁起物として、コウモリがかたどられています。
是非探してみてください!
旧金子家住宅の館内には、内蔵もあります。



こちらの蔵は、作品展示などに利用できるそうです!
ご利用を希望の際はお問い合わせください。
(秋田市民俗芸能伝承館:018-866-7091)
屋根にある天水甕(瓶)も是非、注目してみてください!
ちなみに、天水甕の水が地震によって溢れれば、
震度4とみなされたそうです。
昭和10年にブルーノ・タウトが天水甕を世界に紹介したとか。
平成8年、所有者から秋田市に寄贈されたこの旧金子家住宅。
平成9年に江戸時代後期の伝統的な建物として、
秋田市指定有形文化財として指定されました。
是非、足を運んでみてください!
ブルーノ・タウトについて(詳しくはこちら)
旧金子家住宅
〒010-0921
秋田市大町一丁目3番31号
TEL:018-866-7091
営業時間:9:30~16:30
休館日:12月29日から1月3日まで
隣接する民俗芸能伝承館から入館
観覧料:個人¥100 団体(20人以上)¥80
赤れんが郷土館との共通券:個人¥260 団体(20人以上)¥210
※観覧料はいずれも旧金子家の観覧料込みです
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