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今回は川元むつみ町の稲荷神社について紹介させていただきたいと思います。
稲荷神社にはこのような塚があります。
「鮭追善供養之塚」と書いてあります。
かつて雄物川や旭川では、産卵のために川をのぼる鮭が多くとれていたようです。その霊を供養するために、関係者によって大正7年に建てられました。塚には豊岩・浜田地区の人々の名前が刻まれています。
私は雄物川のような川で鮭漁が盛んだったことを知りませんでした。少しだけ漁獲量について調べてみました。
「川尻村適産調」には、明治21年での漁業戸数は23戸、人員28人でいずれも兼業していて、鮭340匹、ヤツメ2084匹の漁獲があったと記されています。このような塚が建てられた大正にはかなりの漁獲があったようですが、昭和3年頃からは次第に減少したようです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
川尻産の鮭・・・食べてみたかったですね。おもしろい記事をありがとうございました。次も期待しています。