【茨島】三皇さん『後編』

 

前回は三皇熊野神社さんの景観について触れましたが、今回は三皇熊野神社さんの歴史について触れていきたいと思います。

 

 

本宮(もとみや)
 
 鎮座地:秋田市牛島西三丁目10-11
創立年不詳。再建は桓武天皇の延暦年間(延暦23年 804年頃)
征夷大将軍、坂上田村麻呂が竹原三光の神に祈誓して高清水の丘に向かって矢を放ったと言われており、夷賊を討った報賽として社殿を再建したという。

境内には坂上田村麻呂の杖に根がついたというブナの大木があり、戦前まで地上八尺くらいのところから水が流れ、「霊水の大木」と言われ、霊水は眼病に効くと言われていた。
平成27年に「霊水の井戸」」を復元した。

現在の社殿は平成16年に旧社殿(明治33年築)を改築、客殿を新築したものである。 境内社として三皇稲荷神社をお祀りしている。

坂上田村麻呂や、桓武天皇など歴史の授業で聞いたことがあるような名前が出てきて、驚きを隠せませんね、、!

本宮に続いて、次は里宮について紹介していきたいと思います!

 

里宮(さとみや)

 鎮座地:秋田市牛島東二丁目2−38
明治時代の「羽陰温古詩」によると、弘化3年(1846年)に社殿が焼失しており、詳しい記録はないが、もともと三皇神社の合殿であったが慶長5年1600年)に現在地へ遷座。天明年間(1781年〜88年)に
「咩呂理(めろり)観音」が安置され伝応山熊野大権現と称し「お堂」と呼ばれ、牛島村の中心であった下丁の産土様として崇敬を集めてきた。 明治3年 神仏分離により観音菩薩像は宝袋院へ遷された。

明治44年に旧三皇神社と合祀、三皇熊野神社と改称

歴史については以上になります。非常に読み応えのある内容になったのではないでしょうか。

 

最後に主な年中行事を紹介します

 

・1月1日          
           歳旦祭
・1月寒の入り〜1月14日まで 
           獅子舞神事
・2月3日節分、の前の日曜日
           どんと祭り
           福豆まき
・2月 最終日曜日
           干支厄除祭
・3月 最終日曜日
           春祭
・7月11日
           例祭
・12月31日
           年越祭
           師走の大祓

以上になります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

〜詳細〜

住所 〒010-0063 秋田県秋田市牛島西3丁目10−11
TLL 018-863-9463

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