雪も降り始めどんどん寒くなり、今年も終わりが近くなってきましたね~⛄
12月も残り少ないですがイベントごともたくさんあるので楽しい12月にしていきましょう~!!
さて、今回の記事の内容は「認知症の予防とその対応について」となります。
秋田大学高齢者医療先端研究センターセンター長・教授である太田秀隆さんがお話をしてくださいました。
それでは、やっていきマッスルマッスル~~~~!!!💪🔥
認知症の現状
現在、4人に1人の65歳以上の高齢者が認知症であると言われています。また、この数は年々増えていくと言われています。ここでは、「認知症」の症状や種類について紹介していこうと思います。
ここで、皆さんに覚えていてほしいことは「認知症」は病気名ではなく状態のことを指します。
様々な原因によって認知機能が低下して生活に支障がでている状態を「認知症」とて定義しています。
認知症は、決して治らないものではなく周りの人の対応や環境によって症状が軽くなったり重くなったりするものです。ぜひ、症状を知って支えていきましょう!!
認知症の症状
ここでは、認知症の症状について紹介していきます。
認知症の症状は主に2つあり、中核症状として挙げられるのが、「認知機能障害」、もう一つが「行動・心理症状(BPSD)」です。認知機能障害とは、新しいことを記憶にとどめられなくなる記憶障害、居場所や日時が分らなくなる見当識障害、計画を立てたり、組織化するなどの判断力の低下などの症状が上げられます。
BPSDとは、不安で気持ちが落ち着かなかったり、抑うつのような状態や不眠や、もの取られ妄想などの症状が上げられます。認知症はこれだけの症状だけではなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣も大きく関与してきます。
また、これらの症状が発症しているが日常生活に支障をきたしていない状態を「軽度認知障害(MCI)」と呼びます。このMCIから認知症へのコンバートは約5~15%といわれています。ですが、MCIの方々は、うつ傾向にならないようにする、下肢の筋力(足の筋肉)の維持、多剤服用(特に一日6種類以上)にならないようにする、日常で楽しいを見つけることをすれば認知症へのリスクを減らす↓ことが出来るという研究結果も出ています。
まとめ
ここまで、認知症について話してきました。認知症の方々もケア目標として生活機能の一日でも長い維持、BPSDの緩和、家族の介護負担の軽減が目標となっています。認知症の方々も一人の人間でありそれぞれの方に感情や考えを保有しています。そのため、認知症の方の意見を理解できないものとして否定するのでなく自己の決定を尊重してあげその人らしくいられるようにケアをしていくことが大切です。また、家族やスタッフの方の精神的負担も取り除けるよう社会全体で支えていくことが必要だと思います。
長くなりなりましたが、ご愛読ありがとうございました。少しでも新しい知識や学びになれば幸いです^^
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